レスパイト入院について

１．レスパイト入院とは

在宅介護などで介護者が日々の介護に疲れを感じ、介護力の限界を超え、介護不能となることを予防する目的で短期間の入院が利用できます。

例えば、近親者の冠婚葬祭、介護者の病気、出産、旅行など家族の事情で一時的に在宅介護が困難になった場合に病院に患者様を一時的に移し、医療保険を利用する入院をレスパイト(介護休暇目的)入院と言います。

２．受け入れ可能な方

主に胃瘻、腸瘻等経管栄養または静脈栄養の方(口から食事のできない方)、

在宅酸素、神経難病の人工呼吸器を装着された方、気管切開を受けられた方、

自力歩行や排泄ができない方、疼痛コントロール（緩和ケア）が必要な方、

褥瘡がある方等、治療に関わる処置が必要な方々です。その他はご相談ください。

*精神疾患や徘徊を伴う認知症の患者様はお受けできない場合がございますので予めご了承ください。

３．お申込み

下記の書類を併せて、地域連携支援室までFAXでお申込み下さい。

　　　診療情報提供書（様式自由）

4. レスパイト入院予約

レスパイト入院受け入れが決定しましたら予約確認書をFAXで返信します。

紹介患者様に保険証、診療情報提供書、レスパイト入院ご家族記入用紙、お薬、お薬手帳、

その他必要な医療器材を持参して頂きますようお願いいたします。

５．レスパイト入院当日

患者様は、予約確認書で指定された場所へ直接お越しください。

6．レスパイト入院基本ルール

1)入院期間は原則14日以内です。

2)お薬とお薬手帳を持参してください。

3)胃瘻、スト-マ等の医療器材は持参してください。

4)入院時は簡単な検査があります。

入院費用は、通常の入院と同じですが、入院時の状態把握の為、採血、心電図、胸部レントゲンなどの検査をさせて頂きます。

5)レスパイト入院中に病状が悪化した場合は、通常の治療入院となることがあります。

6)他の入院患者様にご迷惑となるような行為、主治医の指示に従わなっかった場合、ご利用希望期間内であっても、退院となる場合がありますのでご了承ください。