看護部・教育師長より経口栄養補助食品の種類と使い方(低栄養の栄養管理)について看護部スタッフを対象に勉強会を企画したいとの依頼があり、7/12・院内にて開催致しました。
今回はメーカーさんにレクチャーを行って頂きました。
初めに栄養障害と生体の機能障害について、低栄養の定義、低栄養が入院日数・医療経済に及ぼす影響などについて説明がありスタッフは興味深く傾聴しておりました。
また、低栄養の評価視点(体重評価(浮腫)、嚥下状態、採血データからの栄養状態の判定)、高齢者の低栄養の要因(フレイル・サルコぺニア等)についても学びました。
低栄養の判定基準を理解した上で、栄養改善に向けての適正栄養量提供についてレクチャーがあり、当院で採用している栄養補助食材の紹介と選択基準ポイントを再確認していただきました。ハーフ食との組み合わせ、リハビリを強化している場合の補助食品、血糖コントロールが必要な場合、褥瘡改善を目的とした場合など状態にあわせたセレクトの仕方や試食も体験して頂きました。味やテクスチャーについても活発な意見交換がありました。
栄養科からの一方通行の提案ではなく、院内スタッフの共通理解が患者様の栄養改善には重要であることを再確認できた勉強会となりました。
BCAA(分岐鎖アミノ酸)についての学びました。