輸液ポンプ
通常の点滴のように自然落下ではなく、機械的なポンプの駆動力を利用して、輸液量のコントロールをする装置です。使用される機会は比較的多く、血圧をコントロールする薬や不整脈の薬、高カロリー輸液など、広く利用されています。
シリンジポンプ
その名の通り、シリンジ(注射器)を用いて薬剤を注入する装置です。輸液ポンプよりも精度が高いので、微量でも効果が高い薬剤を注入する際に使用されます。
シリンジを用いるので、輸液ポンプのように大量の輸液には向きません。
人工呼吸器
換気(呼吸)を代行もしくは補助する装置です。「換気の維持」「酸素化の改善」「呼吸仕事量の軽減」を目的として使用されます。
気管に管を入れて換気する方法と、管を入れずに専用のマスクを使って換気する方法があります。
生体情報モニター
心電図、呼吸数、血圧、酸素飽和度といった患者さんの情報を継続的に監視・記録する装置です。患者の状態が異常になったときにはアラーム音を発して知らせてくれます。
患者さんに装着するベッドサイドモニタとスタッフステーションで看護師さんが監視しているセントラルモニタで構成されています。
フットポンプ
肺塞栓や深部静脈血栓予防のために、下肢に巻いたカフを空気で間歇的に膨らますことで下肢マッサージし、血液の流れをよくする装置です。
コリを揉みほぐす機能はないので、マッサージ機としては物足りないです。
パルスオキシメーター
映画やドラマで「サチュレーション」とか「エスピーオーツー」とか言われている動脈血の酸素飽和度と脈拍を測定することが出来る装置で、指先や耳などに付けることで採血することなく測定することが出来ます。
また、この装置は日本で発明、商品化されました。