当科では、狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患、心筋症(肥大型、拡張型)、心臓弁膜症、先天性心疾患(主に心房中隔欠損症)、不整脈、大動脈疾患(大動脈瘤、大動脈解離)、静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症)、また種々の原因による心不全や高血圧・脂質異常症などの生活習慣病など循環器疾患全般の診療を行っています。
検査としては心臓超音波検査、ホルタ―心電図、ペースメーカ外来(不定期)、運動負荷試験(トレッドミル、エルゴメーター)、冠動脈CT、MRIなど行っています。
特に冠動脈CTは、冠動脈疾患の診断には日常診療に不可欠な非侵襲的検査となっています。ただし冠動脈疾患が一般検査で確定、あるいは可能性が高い症例はCAG(冠動脈造影)にまわってもらい、冠動脈疾患を否定したい症例については、狭窄病変の検出において陰性適中率が高いCTを、また運動負荷試験などではっきり判定できないが疑い例についてもCTを施行しています。
胸痛、胸部圧迫感、動悸、息切れ、呼吸困難、めまい、失神発作、下肢浮腫などのある方や、自覚症状がなくとも検診などにて心肥大、心雑音、心電図異常(不整脈、ST-T異常など)など指摘され要精密検査となった方々はぜひ二次検診に来院してみてください。尚、狭心症・心筋梗塞などで冠動脈インターベンションの必要な患者さん、弁膜症、動脈瘤、先天性心疾患などで手術適応のある患者さん、またペースメーカ植込み適応の患者さんは病診連携を通し病院を紹介しています。
お問い合せ(代表) TEL 0246-63-2181