9/2・9/3と2日間に渡り栄養学の実践を学んできました。
9/2は昭和大学病院で第12回日本外科代謝栄養学会教育セミナーを受講致しました。
代謝栄養学の臨床栄養の基本と応用編の2部構成の勉強会で、1、外科代謝栄養学の意義
2、栄養評価・プライニングと栄養サポ—ト、3.経腸栄養VS静脈栄養・エビデンスに基づいて、4.周術期の栄養管理ERAS,ESSENSEを学ぶ、5.癌の栄養療法と最新の知見、6.重症患者の栄養管理(最近のトピックス)、7.小児領域における栄養管理。
それぞれの研究の第一人者の先生方の講義を拝聴でき、感動と共に更なる努力をし、患者様を正しく評価し適切な栄養管理が出来ることが求められていることを痛感した1日でした。
また、受講料より高価なESSENSEが頂けました。有難いです。
9/3はニッショウホールにてリハ栄養フォーラム2017に参加致しました。
横浜市立大学の若林秀隆医師による【リハ栄養ケアプロセスとリハ栄養診断】正しく診断し適切な栄養投与と適正なリハビリが医原性サルコぺニアを防ぐことが出来、QOLの向上に繋がる。チーム医療がなくては患者様の栄養改善は出来ないことを改めて考えるきっかけとなりました。
また、各コメディカルより実践報告2題、症例報告があり難渋している課題解決に繋がる内容でした。同じ思いの仲間が患者様の為にリハ栄養を実践していく軌跡がよく理解でき共感できる内容でした。理学療法士による「やってよかった!リハ栄養」改革する際に生じる信念対立の回避方法、臨床研究を行うためのPECOの手法、看護師サイドからは「リハ栄養と看護診断~生活に密着した看護を繋げるために~」症例を通してのアセスメント手法(ICF/国際生活機能分類な実際的な活用方法)、管理栄養士からは「多職種でリハ栄養を学ぶ意義~視点が変われば結果が変わる~」行動変容を促すためのプロセスを実体験を交えて分かりやすく解説して頂きました。
とても実りある研修会でした。すべては患者様の為に・・熱い思いの医療に携わる多職種の皆さんと過ごせたことに感謝!!